俺様上司は、極上の男!?
「俺は……、他のヤツの前で平気な顔して意地張ってる太刀川が、俺の前で泣いてくれるとほっとする。おまえの涙で、救われる男もいるってことだ」


どういう意味だろう。謎かけみたいな言葉を判別する能力は、今の私にはない。

ぶるっと震えた私を見て、課長がベッドの足元に放ってあった自らのカーディガンを取る。
それを私の背に回し、身体をくるんでくれる。そのまま、ぎゅうっと抱き締められた。


「具合悪い時に、マイナスのこと考えるな。とにかく、今日はもう寝ろ」


課長の言葉が身体にじんと響いた。
ゆっくりと離れる身体と身体。そのままベッドに横たえられ、私は出て行く課長を見送った。


「何かあったら呼べ。隣にいる」


課長の匂いのするベッドは落ち着く。あっという間に、私は深い眠りに落ちて行った。










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