俺様上司は、極上の男!?
「起きたか?」


櫟課長がキッチンに立っているのが見えた。

ちょうどコーヒーを淹れていたようだ。


「空気の入れ替えをしていた。寒いだろう、今締める」


コーヒーのマグをローテーブルに置くと、課長は窓をガラガラと閉めた。


「課長、すみませんでした。私、こんな時間までベッドを占領していたんですね」


「おまえを引きとめたのは俺だぞ。気にするな。それより……」


近付いてきた課長が、私の額に右手をあてがった。

無造作な接触に驚く私。
うわ、顔、赤くなってないかな。


「熱、下がったか。ってことはインフルエンザじゃないな。病院に行かなくても平気だろう」


「あ、はい。課長にうつさずに済みそうです」


「今、おかゆを出してやる。それからもう一回、薬を飲め」

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