俺様上司は、極上の男!?
おかゆをずるずるとすすり、薬も飲む。
課長が出してくれた新しい着替えとバスタオルを手にバスルームへ。

熱いシャワーを浴びながら、ふうっと一息ついた。
そして思い当たる。

そうか、課長が私を引き留める理由……。

考えてみたら、たぶん……そういうことだよね。

私はひとり納得し、深呼吸をして覚悟を決めた。


シャワーを出ると16時半。
日は傾きかけている。殺風景な櫟課長の部屋は薄暗い。


櫟課長はソファに座り、雑誌を読んでいる。興味ないだろうに、仕事のためかヨガ専門紙だ。


「櫟課長」


私は素足でペタペタとフローリングを進む。

そして、思いきって課長の真横に座った。


「どうした?甘えにきたのか?」


雑誌から視線をあげず、課長がからかいを含んだ声音で言う。
私はドキドキとうるさい心臓の真上に手を置き、大きく深呼吸。
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