俺様上司は、極上の男!?
「おま……いつから……」
いつからって、まだ始まってませんが。
でも、今は全身全霊であんたを蹴散らしたいから、何でも言うよ。
「あんたと別れてすぐに」
「俺はずっとつぐみを狙ってたからな。浮気してこいつを手放した頭の悪い元彼には感謝しきりだ」
課長も悪ノリを続けたいようで、私の肩をぎゅっと抱く。
「ここからはこいつの上司の意見だが、くだらない私事で部下を連れ出すのはやめていただきたいな。あまり目に余るようなら、御社に一言申し上げるので、そのあたりを考えて行動してほしい」
裕太は何も言い返せない。
私を見た瞳には、怒りより、負けた感漂う弱気な色だけが見えた。
軽く会釈をし、裕太は階段を階下に向かって駆け降りて行った。
勘違い男が去った後、アカデミー賞ものの悪ノリを楽しんだタチの悪い私たちは顔を見合わせる。
「恥ずかしいところをお見せしまして。お芝居に付き合っていただき、ありがとうございました」
いつからって、まだ始まってませんが。
でも、今は全身全霊であんたを蹴散らしたいから、何でも言うよ。
「あんたと別れてすぐに」
「俺はずっとつぐみを狙ってたからな。浮気してこいつを手放した頭の悪い元彼には感謝しきりだ」
課長も悪ノリを続けたいようで、私の肩をぎゅっと抱く。
「ここからはこいつの上司の意見だが、くだらない私事で部下を連れ出すのはやめていただきたいな。あまり目に余るようなら、御社に一言申し上げるので、そのあたりを考えて行動してほしい」
裕太は何も言い返せない。
私を見た瞳には、怒りより、負けた感漂う弱気な色だけが見えた。
軽く会釈をし、裕太は階段を階下に向かって駆け降りて行った。
勘違い男が去った後、アカデミー賞ものの悪ノリを楽しんだタチの悪い私たちは顔を見合わせる。
「恥ずかしいところをお見せしまして。お芝居に付き合っていただき、ありがとうございました」