俺様上司は、極上の男!?
それは……櫟課長を社長として連れて行こうってこと?

自分たちの作った居心地のいい場所に招待しようってこと?

課長がミサキガワを辞める。そして、かつての仲間たちの下へ行ってしまう。
そうしたら、もう二度と会えない。



「それは駄目です!」



気付いたら、私は立ち上がっていた。

彼らのテーブルの真横に立ち、堂々とそう言い放っていた。


一番驚いたのは、私本人だったと思う。

な、なにやってんの?
私。

どこの部活の熱血キャラだろう。
センパイ行かないでほしいッス!……みたいな。

なんで勢いでこういうことしちゃうかな。
普段は慎重な人間なんだけど。
情熱に任せて行動するタイプじゃないんだけど。

しかし、口にしてしまったことは取り返しがつかない。
何より、私を驚いた表情で見つめる櫟課長を引き止めなければならない。
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