俺様上司は、極上の男!?
課長が最高に意地悪く笑った。濡れた唇を引き、舌をのぞかせて。


「自分でおねだりして優しくトロトロコース、拒否し続けて泣くまでお仕置きコース。どっちにする?」


「なにそれ……もう!」


「選択肢をやるだけありがたいと思え。俺だってもう限界なんだ」


課長は私の唇を忠犬のようにぺろりと舐め、それから情熱に染まった瞳で見つめる。


「しばらく、おまえに触れられなくて、寂しかった」


確かに今週は特に忙しくて、二人で会う機会は持てなかった。
けじめのため社内ではなるべく接触しないようにしている。
だから、私たちの逢瀬は一週間ぶり。

私だってすごく寂しかったけど、課長も同じ気持ちでいたなんて。
彼の素直な告白が無性に嬉しく、胸がかあっと熱くなる。

この人が好き。
もう一瞬だって離れたくないほどに。
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