Dream*Voice
「それに、俺、色々あって歌手の夢は叶えられない。だから、歌手を支える人になりたいんだ。」
『なんで?なんで歌手の夢をかなえられないっておもうの?』
大夢君は、すこし、悲しそうな顔で笑った。
「色々、あってな。」
『そう.…なんだ。』
「おう。だけど、いつか、絶対に人数を増やして、おっきなライブハウスで俺達の曲を聞いてもらって....」
____でっかくなりたい____
五月の夕日にてらされながら夢を語る大夢君はキラキラしてて、
綺麗で......
自分の顔が赤くなったのを、
夕日のせいにしたんだ。