魔導師の守護神
「あー、疲れたー」
俺は大きく伸びをした。
「レオンは大して魔力使ってないでしょ。私の方が体術で疲れてるって」
そう言うアルムだが、実際はそこまで体力は消費していないことは俺にはわかる。
日頃アルムは体術訓練を行っていて、体力強化に励んでいることを俺は知っていた。
きっと、男の俺の体力に合わせられるように必死なんだろうな。
そんなアルムがとても愛おしかった。
「気疲れだよ気疲れ。俺が指導苦手なの知ってるだろ」
「もー、慣れなきゃダメだっていつも言ってるでしょ」
俺のげっそりとした様子に、アルムは溜め息をついた。