魔導師の守護神
「ディック!久しぶりだな!元気…と言いてぇとこだが、今訓練の指導でへとへとだ」
俺の言葉を聞いたディックは、「ははっ!」と笑う。
「指導とかレオンが一番苦手なやつじゃん!よく前の部隊で隊長なんかやってたよな。あ、今も隊長か!」
前の部隊、というディックの言葉で昔の自分を思い出す俺。
確かによく部隊長なんてやってたもんだなー。
今の隊長とは違う、昔の。
「アルムちゃんも元気だった?ちょっと見ない間にまた可愛くなったな!」
「もう、ディックったらまたそんなこと言って」
ディックのこれはいつものことなので、アルムは笑って受け答える。