バレンタインは俺の生き甲斐やっ!
「今日はバレンタインやからな〜。

大事な人にプレゼントする日ぃや。


せやから、俺はミサキにプレゼントすんねん」






たっちゃんが優しい笑顔で言った。





ーーー花束て。



あたしは今まで、プレゼントに花束なんてあほか、と思っていた。




キザすぎるし、くっさいやん。





………でも。




こんなに嬉しいもんなんや………。







「………おおきに」






あたしは小さく呟き、真っ白な花束を受け取った。





たっちゃんが「どういたしまして」と明るい笑みをこぼした。






ーーーただ、いっこ気になることがある。





あたしは花束から目をあげ、たっちゃんに訊ねた。






「………何個もろたん?」






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