バレンタインは俺の生き甲斐やっ!
低く訊ねると、たっちゃんが目をぱちくりさせた。






「へ? なんの話? 何個て?」






あたしはむっとしてたっちゃんを睨む。






「なにしらばっくれとんねん!


チョコやチョコ!!


バレンタインチョコ、何個もろてん!」






「へっ、チョコ!?」







たっちゃんがぽかんとした顔をして、そして、ぷっと噴き出した。







「………なに言うとんねん、ミサキ。


チョコなんて、もろたわけないやん!!


俺にはミサキがおんねんから♡」







そう言って、たっちゃんはふわりとあたしの頭に手をのせる。





どきりと心臓が跳ねた。





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