艶麗な夜華
「1分遅刻だ!」


中々眠れなかった昨日。

朝方にようやく眠りについたあたしが目を覚ましたのは9時半。


目の前には不機嫌そうな顔でこちらを見ているヤス。


「ご、ごめん!」


「よし!大掃除始めるぞ!」


「うん!」


切り返しが早いヤスに助かりながら大掃除スタート。



「まずお前は厨房の換気扇の掃除!


俺は床をクリーナーで掃除する!」



「は~い!」


年下のヤスの上から目線にはもう慣れた。


むしろ"殺すぞ!"と、言われなくなっただけマシ。


換気扇を掃除し、水回りをピカピカにすると床を掃除していたヤスの手伝い。



「なかなか汚れ取れないね……

あぁ~腰痛い!」


ずっとしゃがんだままの作業は結構辛い。


「これを俺とキンは月に1回やってるんだ!」


「偉い!っていうか……ヒロキとロウはやらないの?」


「アイツらは昼もバイトしてるからな」


「そっか!」
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