艶麗な夜華
一気にクレンジングでメークを落とすと洗顔フォームで顔を洗う。



そして、ベッドに潜ると大声で叫んだ。




「最悪だぁぁぁああああ!!!!」




あんな顔を、美しい彼に見られたかと思うと、


恥ずかしいやら悲惨やらで、


叫ばずにはいられなかった。


もはや、今日という日の中で、


なにが一番最悪な出来事だったのかすらわからなくなり、


眠れない長い夜は、


日が昇るまであたしを苦しめた。

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