艶麗な夜華
彼は財布からお金を取り出すとカウンターの上に置く。


恭也はそんな彼をにらみ付け、

厳しい言葉を浴びせた。


「くたばんなって言っただろ。

アンタは此処で終わるような男じゃねぇよ。

そんな顔見せにきてんなよ」



恭也の言葉に彼は穏やかな笑みを浮かべ、


そして席を立つ。


「お前みたいな強さが欲しかったよ。

じゃあな恭也!」


店をあとにする彼。


恭也はそんな彼の背中をにらみつけるけど、

その顔は不安に満ちていた。
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