監禁ダイアリー
あの時と同じで怖くて目を瞑り、耳を塞ぐ。
現実から背けることはできないことなんて、わかりきっている。
口についた酒の悪臭が、それを突き付けている。
そして達さんが乱暴に追い出しているのが聞こえてきた。
それから真っ先にあたしの所に来る達さん。
彼がドアを開けた瞬間、あたしは
「ごめんなさい!」
とそのままの姿勢で言った。
「イラつくんだよ!」
あたしは怒りに任せて動く達さんに、ただ引っ張られるだけ。
その最中あたしは一矢さんがキスをしてきた意味を考えず、彼を恨んでいた。
あたしはまた強引に寝室に連れていかれた。
そしてさっき一矢さんにやられたように、強引にキスをしてきた。
嫌だと言える勇気は無い。
涙を堪えては流しを続けていた。
「俺は確かに愛想よくやれとは言った!
だがあんな汚らわしいことしろなど言ってない!」