いと。

差し出されたジントニックに手もつけず店を出た。

『…お前には関係ない。

これ以上あいつの心を乱したくない。

…近づくな。』

多久島はそう言っていた。

ちょっと焦りが見えた気がする。

………あのことか…?

いや、まだそこまでは彼女の父も動いてないはずだ。

じゃあ……、彼女に何があった?

当然のようにそこにいると思い会いに行った先で会えないと…こんなに気になるものか?


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