いと。
薫に会わなくなって何日経っただろう。
鳴らないスマホ。鳴らせないスマホ。
薫は…もう私を、想ってはいないのだろうか。
閉店後の片付け終わりに身支度をして通話履歴を映し出した画面を見つめていると、横から伸びてきた私じゃない指がその中から薫の名前をタップした。
「………へ!? なっ!? 店長!?
うそ!かかってるし…っ!」
まさかの事態にパニックの私に店長はケラケラと笑って去っていった。
「ケジメをつけなさいねー。」