いと。

「着いた……ぞ……………。」

地下駐車場に車を止めて声をかけると、彼女は苦しそうな顔で寝息を立てていた。

その額にそっと触れてみる。

「…熱はないか。………しょうがないな。

まったく、部屋まで運ばなきゃならないだろうが。」


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