いと。

指輪を握りしめ車に乗り込む。


彼女のマンションで何度も……インターホンを鳴らす。


返事は…なかった。


慌てて聞いた管理人の答えはこうだった。


「あぁ、つい昨日だったか引っ越したよ。」


もう、全てが遅かった。


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