いと。
食事の支度をしようとキッチンに立つ。
「何か、食べたいのありますか?節子さんが食材足していってくれたので結構なんでもできそうですけど……。
お酒とか飲むなら合わせて作りますよ…って、わっ!戸澤さん!」
冷蔵庫を開けてどうしようか考えていると急に後ろから覗き込まれてその近い距離に驚いてしまった。
「…お前、驚きすぎだろ?ここはオレの家。いて当然。…そうだな、最近料理してないし今日はオレが作りたい。
お前、風呂入ってきていいよ。」
「は!?え!?ダメでしょ、疲れて帰っ て来たひとに料理までさせるなんてっ!
私、今日何もしてな…っん…!」
後頭部を押さえ込まれて当然のようにチュッとキスを落とされる。
「……言うこと聞かないと遠慮なくキスするから。」
「なっ!いきなりなんて卑怯ですっ!」
あまりの不意打ちに顔を真っ赤にして抗議した私だったというのに彼はケロリとしていて、結局その後は反論する気をなくし言われるがまま先にお風呂を頂いてしまった。