いと。
「愛!?」
「キャー!?」
静けさを突き破り浴室の扉を勢いよく開けられて驚いてしまった。
バスタブの中で曜に背中を向けて必死に身体を隠す。
「曜!バカ!いきなり開けるのは絶対ダメ!」
「……っと!悪い。」
パタリと扉を閉めすりガラスに背を向けた曜はひとつ、溜息をした。
「風呂に入ってるのはわかったけど上がる気配ないから心配したんだろ。」
「え?………あぁ、そっか。ありがと。」
給湯器の時計表示は、気づけばもう入ってから1時間近くを示していた。