いと。

それから1週間ほど、オレたちは新婚のように幸せに過ごした。

愛の身体は何度愛しても飽きることがなくて、きっと他人が聞いたら呆れてしまうだろうと言うほどオレは彼女を求めた。

父に結婚を進める旨話すと、それは嬉しそうにしていた。

ましろの株主連中には総一郎が外資に会社を渡そうとしてるとか、ましろを守りたいから持ち株を少しずつ譲ってほしいとか言って姑息に話を進めているそうだ。

………くだらない。

そうやって目先のおもちゃで遊んでいればいい。

俺の気持ちは、愛との未来だけに向いていた。


< 413 / 561 >

この作品をシェア

pagetop