いと。

眞城の屋敷を後にし、あてもなく車を走らせ海へ辿り着く。

吸い込まれるように歩み寄った波打ち際に立つとひとつ、深呼吸をした。

「……………はぁ。」

どれだけ願えば会えるんだろうな。

愛が…拒絶していれば、叶わない願いなんだろうか。


………でも、諦めない。


愛。


もう一度愛してると伝えるまで、絶対に諦めてやらない。


もう一度抱きしめるまで…諦めない。


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