いと。
天蓋付きの大きなベッドでくっついて眠った翌日、曜は私を連れて眞城の家に行った。
そこが近づくにつれ気分はどんどん落ち込んでいく。
いくら真実がはっきりしたとはいえ、私が本当の子供だったとはいえ、急に愛されるなんてことあるのだろうか。
この世で一番大嫌いな父を…何度も何度も辛く悲しい思いをさせられた過去を…私は許せるのだろうか。
「…………………。」
自然と口は堅く結ばれ、めまいがおこりそうなほど頭の中がもやもやする。
「……着いたよ、愛。」
穏やかな響きに促され閉じていた目を開けると、目の前にあったのはもう二度と戻るつもりのなかった洋館風の邸宅。
「………うん。」