いと。

目が覚めると、薫はキッチンでスープを作っていた。

ほんわかといい香りが漂う、私が大好きなほうれん草とベーコンのミルクスープ。

「どうぞ。」

湯気の立つ、私専用のカフェオレボウル。

真っ白なベースカラーにゴールドのラインと小さなバラを散らした私のお気に入りで、LINKにあったものだ。

私にはこのサイズがとってもちょうどいい。

「薫は?」

「俺も食べるよ。ホラ。」

持ってきたトレイにはちゃんと、スクランブルエッグとトーストも乗っていた。


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