立花課長は今日も不機嫌

配置換えの話もぱったり聞こえてこないし、入江くんからの新情報も入って来ない。
どうなるんだろうかと、不安ばかりが大きくなっていくのだった。



「ここよ」


霧子さんがある場所で立ち止まった。


――えっ。


目の前にはブルースカイの看板。

霧子さんが来たいと思っていたのがこの店ーー……?


ドアを開けた霧子さんに続いて中へと入る。


「いらっしゃいま――」


カウンター内にいた良樹さんの目が、どういう訳か点になる。

霧子さんも、2,3歩足を進めたところで立ち止まった。
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