秘密の記憶は恋の契約
2~3年前だっただろうか、学生時代から付き合っていたという彼女との別れ話を聞いて以来、恋人が出来た気配はない。
自分のことをべらべらしゃべるタイプではないから、私が知らないだけ、という可能性ももちろん十分あるわけだけど。
(実は、結構遊んでたりするのかな・・・)
同期としては5年の付き合いになるけれど、彼の恋愛事情はあまり知らない。
仕事では真面目で頼りになるけれど、あれだけモテるなら・・・言わないだけで、女性関係が派手だったとしても不思議じゃない。
(でも、そうだったとしても・・・というか、そうだったら尚更・・・。
同期の私に手を出すなんて面倒なことは、わざわざしないと思うけど・・・)
考えながら、フロアの中途半端な位置で立ち止まっていた私の肩を、後ろから誰かがポン、とたたいた。
「美咲ちゃん、おかえり!」
振り向くと、金田さんがにこにこ笑顔で立っていた。
「コンビニでも行ってたの?なかなか帰ってこないから心配したよ」
「あ・・・!はい、そうなんです。すみません・・・」
金田さんの言葉に乗っかって、私は思わず嘘をつく。
「そっかー」と頷くと、金田さんは自分の席に戻っていった。
(よかった・・・。朝早くいた理由もツッコまれないし、昨日と同じ服だってことも、気がついてないみたい)
自分のことをべらべらしゃべるタイプではないから、私が知らないだけ、という可能性ももちろん十分あるわけだけど。
(実は、結構遊んでたりするのかな・・・)
同期としては5年の付き合いになるけれど、彼の恋愛事情はあまり知らない。
仕事では真面目で頼りになるけれど、あれだけモテるなら・・・言わないだけで、女性関係が派手だったとしても不思議じゃない。
(でも、そうだったとしても・・・というか、そうだったら尚更・・・。
同期の私に手を出すなんて面倒なことは、わざわざしないと思うけど・・・)
考えながら、フロアの中途半端な位置で立ち止まっていた私の肩を、後ろから誰かがポン、とたたいた。
「美咲ちゃん、おかえり!」
振り向くと、金田さんがにこにこ笑顔で立っていた。
「コンビニでも行ってたの?なかなか帰ってこないから心配したよ」
「あ・・・!はい、そうなんです。すみません・・・」
金田さんの言葉に乗っかって、私は思わず嘘をつく。
「そっかー」と頷くと、金田さんは自分の席に戻っていった。
(よかった・・・。朝早くいた理由もツッコまれないし、昨日と同じ服だってことも、気がついてないみたい)