秘密の記憶は恋の契約
(・・・でも、いくらなんでも、ほんとに単純すぎるよね・・・)


自分で自分が恥ずかしくなって、火照った頬を軽く押さえる。

「とりあえずは仕事しよう!」と気持ちを切り替えると、パソコンに向かって修正作業を開始した。


(えーと・・・ここを直して・・・と)


カタカタとキーボードを打ちならし、文字を直して印刷準備。

窓際にあるプリンターを操作して、出来上がった印刷用紙を確認すると、私はふっと、忘れていた他の業務を思い出す。


(そうだ・・・今日、ほとんどメールのチェックしてなかったっけ・・・)


午後はアクアシュガー一色で、すっかり忘れていた仕事。

そう気づいた私は、パソコンに戻って早速メールをチェックする。

すると、画面に表示された受信メールの差出人に、私はドキリと動きを止めた。


(山崎さんだ・・・)


新着メールの上から2番目。

アクアシュガーの山崎さんから、16時過ぎにメッセージが届いていた。


(仕事のこと?それとも・・・)
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