秘密の記憶は恋の契約
「・・・やけに素直じゃねーか・・・」
「うん・・・だって、本当にそう思うから」
「・・・・・・調子狂うな・・・」
そう言うと、綾部くんはとても困ったような照れたような顔をして、抱きしめる腕を一度ほどいた。
「だって私・・・もう、嫌われたって思ってたから。
ひどいこと言ったり、合コン行ったり、絶対にもうダメだって思ってたから。
だから・・・嬉しかったの。好きだって言ってくれて」
素直な想いを伝えると、彼はもう一度、私のことをぎゅっと強く抱きしめる。
そのぬくもりは、本当にあたたかくて、幸せだなと心底思った。
「・・・ムカついたけど、だからって嫌いになったりできないし。
オレも・・・冷たく当たったりしたから、嫌われたかなって内心かなり不安だった。
山崎さんは・・・まあ・・・かっこいいし、絶対オレより優しいし」
めずらしく弱音を吐く彼のシャツの胸元を、私は触れるくらいにそっと握る。
「でも・・・綾部くんがいい」
彼が私を誰にも渡さないって、そう言ってくれたことのように。
私もやっぱり、この人じゃなきゃだめだと思った。
「綾部くんのことが私は好きなの」
「うん・・・だって、本当にそう思うから」
「・・・・・・調子狂うな・・・」
そう言うと、綾部くんはとても困ったような照れたような顔をして、抱きしめる腕を一度ほどいた。
「だって私・・・もう、嫌われたって思ってたから。
ひどいこと言ったり、合コン行ったり、絶対にもうダメだって思ってたから。
だから・・・嬉しかったの。好きだって言ってくれて」
素直な想いを伝えると、彼はもう一度、私のことをぎゅっと強く抱きしめる。
そのぬくもりは、本当にあたたかくて、幸せだなと心底思った。
「・・・ムカついたけど、だからって嫌いになったりできないし。
オレも・・・冷たく当たったりしたから、嫌われたかなって内心かなり不安だった。
山崎さんは・・・まあ・・・かっこいいし、絶対オレより優しいし」
めずらしく弱音を吐く彼のシャツの胸元を、私は触れるくらいにそっと握る。
「でも・・・綾部くんがいい」
彼が私を誰にも渡さないって、そう言ってくれたことのように。
私もやっぱり、この人じゃなきゃだめだと思った。
「綾部くんのことが私は好きなの」