秘密の記憶は恋の契約
もう、ぶれることのないこの気持ち。

真っ直ぐに彼を見上げると、そのまま唇が重なった。

綾部くんとキスをするのは、これで3度目になると思うけど、気持ちが通じ合ってからは、これが初めてのキスだった。

何度か軽いキスを交わすと、すぐに深さが増していく。

欲深くなっていく口づけに、私は応えるように彼の首元に腕を回した。

時折、漏れる甘い吐息。

その瞬間さえ惜しむように、私たちは何度も深く口づけた。






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