秘密の記憶は恋の契約
(うう・・・なんで課長は、へんな時間にミスを見つけちゃったりするのかなあ・・・)
終業5分前。
課長は、私が作ったシステムのバグをいくつか発見し、今日中に直せと言ってきた。
「明日じゃダメですか?」と一応聞いてはみたものの、「ダメだ」とすぐさま却下された。
(そんなに急ぎじゃないと思うのになー・・・)
年々おでこが後退している課長に、心の中でブツブツと文句を言いながら、パソコン画面とにらめっこ。
そして。
左隣からも聞こえる、カタカタとキーボードをたたく音。
課長は、へんなところでミスを発見するけれど、へんなところで優しさもみせる。
残業を言い渡されてショックを受けた私を見かねて、「梅村ひとりじゃ大変だもんな。じゃあ・・・同期ってことで、綾部、手伝ってやれ」と、綾部くんに言ったのだ。
綾部くんもそこで断ってくれればいいのに、不服を訴えることもなく「わかりました」と即答で返事した。
そんなわけで、私と綾部くんは、二人並んで私のミスを直している。
唯一の救いは、右隣の岩下さんも、別件で残業してること。
終業5分前。
課長は、私が作ったシステムのバグをいくつか発見し、今日中に直せと言ってきた。
「明日じゃダメですか?」と一応聞いてはみたものの、「ダメだ」とすぐさま却下された。
(そんなに急ぎじゃないと思うのになー・・・)
年々おでこが後退している課長に、心の中でブツブツと文句を言いながら、パソコン画面とにらめっこ。
そして。
左隣からも聞こえる、カタカタとキーボードをたたく音。
課長は、へんなところでミスを発見するけれど、へんなところで優しさもみせる。
残業を言い渡されてショックを受けた私を見かねて、「梅村ひとりじゃ大変だもんな。じゃあ・・・同期ってことで、綾部、手伝ってやれ」と、綾部くんに言ったのだ。
綾部くんもそこで断ってくれればいいのに、不服を訴えることもなく「わかりました」と即答で返事した。
そんなわけで、私と綾部くんは、二人並んで私のミスを直している。
唯一の救いは、右隣の岩下さんも、別件で残業してること。