秘密の記憶は恋の契約
「わっ・・・。頼んでおいてくれたの?」
「ああ。クリスマスだから。特別」
冷やされていたシャンパンボトルを、彼が小さく上に掲げた。
テーブルの上には、グラスが二つとケーキの箱も置いてある。
私はすぐさま飛び起きて、彼の元へと駆け寄った。
「わあ・・・」
「初めての旅行だし。ちょっとカッコつけたんだけど」
「・・・うん・・・嬉しい。ありがとう」
照れくさくて、はにかむようにお礼を言った。
綾部くんは「どういたしまして」と嬉しそうに笑いながら、音を立ててシャンパンのボトルを開けた。
コポコポと、彼が注いでくれたグラスの中が、たちまちキレイな金色に染まる。
私たちは乾杯をして、取り分けたケーキをソファに座って味わった。
「おいしい・・・」
「うん。よかった。・・・まあ、こんな時間だけどな。今日は太るとか気にせずに食え」
「あー・・・。ちょっとー、言われると気になるんだけど」
「はは、そっか。悪い」
二人分のかわいらしいデコレーションケーキに、心もお腹も満たされる。
「ごちそうさま」と結局ぺろりと完食すると、彼は私に腕を伸ばして、抱き抱えるように自分の膝の上に乗せた。
間近になった彼の瞳。
綾部くんが、サンタ帽を指さして、私の顔を覗き込む。
「やっぱ似合うな、コレ。すげえかわいい」
「ああ。クリスマスだから。特別」
冷やされていたシャンパンボトルを、彼が小さく上に掲げた。
テーブルの上には、グラスが二つとケーキの箱も置いてある。
私はすぐさま飛び起きて、彼の元へと駆け寄った。
「わあ・・・」
「初めての旅行だし。ちょっとカッコつけたんだけど」
「・・・うん・・・嬉しい。ありがとう」
照れくさくて、はにかむようにお礼を言った。
綾部くんは「どういたしまして」と嬉しそうに笑いながら、音を立ててシャンパンのボトルを開けた。
コポコポと、彼が注いでくれたグラスの中が、たちまちキレイな金色に染まる。
私たちは乾杯をして、取り分けたケーキをソファに座って味わった。
「おいしい・・・」
「うん。よかった。・・・まあ、こんな時間だけどな。今日は太るとか気にせずに食え」
「あー・・・。ちょっとー、言われると気になるんだけど」
「はは、そっか。悪い」
二人分のかわいらしいデコレーションケーキに、心もお腹も満たされる。
「ごちそうさま」と結局ぺろりと完食すると、彼は私に腕を伸ばして、抱き抱えるように自分の膝の上に乗せた。
間近になった彼の瞳。
綾部くんが、サンタ帽を指さして、私の顔を覗き込む。
「やっぱ似合うな、コレ。すげえかわいい」