恋愛ドクター“KJ”
5人の話し合いの結果、すんなりと、行き先は富士急ハイランドに決まった。
これは、事前にKJが出した作戦だった。
実は、5人が集まる前のことだ。祐二を省く4人は打ち合わせをし、それぞれ、行きたい場所を意見として出しながらも、決して他の人の意見は否定せず、どこへ出かけても楽しめそうだ‥‥という雰囲気を作るよう、KJから指示が出ていたのだ。
KJを含めた4人はその作戦を忠実に守り、KJが希望していた富士急ハイランドに決まったのだ。
「聞き忘れたけど、どうして富士急ハイランドなの?
他の遊園地じゃダメなの?」
カーサを出て、電車に乗ったところでアスカがKJに聞いた。
アスカの隣の一也も知りたそうだ。
「うん。他の遊園地でもいいけど、今回の作戦では富士急ハイランドがいちばんいいんだ。
これで、あの二人は上手くいくよ。
ドリンクバーのグラスも感じよかったしね」
KJは、すでに組み立てているらしい作戦を想像する顔つきで、二人に向かってそう答えた。
「あのね。KJは分ってるからいいけど、私たちは何も分ってないから。
なんで富士急ハイランドなの?」
アスカが強い口調で質問を繰り返した。
「う~ん。
あのね、富士急ハイランドには、すっごいジェットコースターがあるでしょ。あれに二人を乗せるんだ。
それで上手くいくよ」
そうKJが説明すると、少し焦った感じのアスカが言った。
「チョッとまってよ。
みどり、ジェットコースター乗れないから」
「えっ?!‥‥」
「まさか、ジェットコースターに乗れないと、ダメってことはないでしょうね!」
「え~。こまったなあ‥‥」
そのKJの表情は、アスカも一也も初めて見るものだった。
これは、事前にKJが出した作戦だった。
実は、5人が集まる前のことだ。祐二を省く4人は打ち合わせをし、それぞれ、行きたい場所を意見として出しながらも、決して他の人の意見は否定せず、どこへ出かけても楽しめそうだ‥‥という雰囲気を作るよう、KJから指示が出ていたのだ。
KJを含めた4人はその作戦を忠実に守り、KJが希望していた富士急ハイランドに決まったのだ。
「聞き忘れたけど、どうして富士急ハイランドなの?
他の遊園地じゃダメなの?」
カーサを出て、電車に乗ったところでアスカがKJに聞いた。
アスカの隣の一也も知りたそうだ。
「うん。他の遊園地でもいいけど、今回の作戦では富士急ハイランドがいちばんいいんだ。
これで、あの二人は上手くいくよ。
ドリンクバーのグラスも感じよかったしね」
KJは、すでに組み立てているらしい作戦を想像する顔つきで、二人に向かってそう答えた。
「あのね。KJは分ってるからいいけど、私たちは何も分ってないから。
なんで富士急ハイランドなの?」
アスカが強い口調で質問を繰り返した。
「う~ん。
あのね、富士急ハイランドには、すっごいジェットコースターがあるでしょ。あれに二人を乗せるんだ。
それで上手くいくよ」
そうKJが説明すると、少し焦った感じのアスカが言った。
「チョッとまってよ。
みどり、ジェットコースター乗れないから」
「えっ?!‥‥」
「まさか、ジェットコースターに乗れないと、ダメってことはないでしょうね!」
「え~。こまったなあ‥‥」
そのKJの表情は、アスカも一也も初めて見るものだった。