イジワル婚約者と花嫁契約
「灯里が覚えていないのが本当に残念だよ。……言っておくけど、先に求婚してきたのは灯里の方なんだからな」
「求婚!?なっ、なんですかそれ!」
信じられない話にカッと顔が熱くなる。
それがまた健太郎さんのツボに入ってしまったようで、笑いは収まらない。
「そうだよ、灯里から結婚してくれって言ってきたんだ。……あの時の灯里は俺にベタ惚れだったんだぞ?『ケンちゃん』って言ってまるで金魚の糞の如く俺のそばから離れなかったし」
嘘……本当なの?健太郎さんの話は。
記憶にない分、否定することもできない。
なのに健太郎さんはさらに信じがたい話を語り出した。
「それとアレもあったな。……灯里の夫になるための三ヶ条」
「夫になるための……三ヶ条!?」
オウム返しもしたくなる。
いくら幼かったとはいえ、四歳の私ってば一体何を健太郎さんに言っちゃってくれたのよ~!
顔から火が出るほど恥ずかしいとはまさにこのことだ。
もう隣にいる健太郎さんのことが見れず、視線を落とした。
なのに健太郎さんってば私を追い込むように、例の三ヶ条とやらを宣言するかのように言い出した。
「求婚!?なっ、なんですかそれ!」
信じられない話にカッと顔が熱くなる。
それがまた健太郎さんのツボに入ってしまったようで、笑いは収まらない。
「そうだよ、灯里から結婚してくれって言ってきたんだ。……あの時の灯里は俺にベタ惚れだったんだぞ?『ケンちゃん』って言ってまるで金魚の糞の如く俺のそばから離れなかったし」
嘘……本当なの?健太郎さんの話は。
記憶にない分、否定することもできない。
なのに健太郎さんはさらに信じがたい話を語り出した。
「それとアレもあったな。……灯里の夫になるための三ヶ条」
「夫になるための……三ヶ条!?」
オウム返しもしたくなる。
いくら幼かったとはいえ、四歳の私ってば一体何を健太郎さんに言っちゃってくれたのよ~!
顔から火が出るほど恥ずかしいとはまさにこのことだ。
もう隣にいる健太郎さんのことが見れず、視線を落とした。
なのに健太郎さんってば私を追い込むように、例の三ヶ条とやらを宣言するかのように言い出した。