ちょっぴり恋して
朝から雷が鳴りそうな予感がしていた。

案の定いきなりどしゃ降りになった。

俺はサーブしたボールをずぶ濡れになりながら拾い

ドライルームへカゴごと置き

エントランスへ走った。

シューズの中まで雨水が染み込んでいた。

頭から滴って顔に流れる雨水をタオルで拭きながら

ドアの中へ入った。

ん?

桃の匂い?

あの女か。

足首が細い。

たぶん俺の片手で握っても余るほどだろう。

細っそりとした美人はこのどしゃ降りの中へ出て行った。

俺は奥のシャワー室へ急いだ。

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