Doll girl



『自分から名乗り出てよ。非常識』
ヤンキーが目を細めた。


『…』
「おい…てめぇ」

ゆっくりとヤンキーの手が頭に近づく…。
『…っ』



ガシガシ!!!



「てめぇおもろいなぁー!!!あははは!!気に入った気に入った!!星夜!俺こいつ気に入った!!」
『…止めて…。頭が…』


「わりぃわりぃ…。俺は劉邦」


『りゅうほ…。』

「まず座らせよう」



私の腰を掴んでいた男は私を抱っこしてソファーに座った自分 の膝に座らせた。



「星夜…ロリだったんだな。」

「黙れ…座れ」






なんか…恥ずかしいのだが…。




「…まず相手の名前が分からないと話にならない。…俺は星夜」



男は後ろから話しかけに来た。


「俺は劉邦な」
ヤンキーさん=劉邦



「私は爽です」
まじめなメガネ=爽



「俺は陸やで」
変な方言=陸
「岳(ガク)」



爽「岳は女嫌いなんですよ」




『…私は…、沙彩(さあや)』


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