殺戮都市~バベル~






『15分後に、戦闘が開始されます。敵軍のキングを破壊してください』






突然、話し合いをしている俺達のPBMから、そのアナウンスは流れた。


今から南軍に攻め入ろうって時に……よりによって総力戦かよ。


「タイミングが悪いな。だが、ある意味目を引くチャンスかもしれない。守備は堅くなるだろうが、元々狙いは黒井だ。難易度が100から101に上がる程度、何ともあるまい」


随分簡単に言うんだな。


でも、考え方によっては、東軍の人間を扇動して攻める事も出来るわけだし、都合が良いと言えば良いかもしれない。


「だったら、東側は神谷さんと、美優さん真冬さんでどうですか?上手く行けば東軍の人間と共闘出来るし、間違って攻撃されても神谷さんなら死なないでしょうし」


「あー、なるほどね。それで行こうよ」


真冬も美優も、納得したみたいで良かった。


提案が通るというのは、なんだか嬉しいな。


「では、西側から攻める部隊は、川崎と……内藤、沼沢に任せたいが。どうだ?」


「男ばかりじゃねぇか!俺は断固反対だ!戦いの中で愛を育んだペロペロちゃんとペロペロして、やがてペロペロに……」


そんなだから男だけにさせられるんだよ、内藤さん。
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