殺戮都市~バベル~
東側の部隊は、神谷、美優、真冬。


中央は俺と恵梨香さん、狩野。


西側は、川崎と沼沢と内藤さん。


確かに、西側は男100%なのに、他は女性が必ず入っているな。


そりゃあ、女好きの内藤さんからしたら、地獄だとは思うけど……そこは我慢してもらおう。


「よし、では行くとしようか。吹雪を待ちたい所だが、出来れば戦闘中に潜入したい。そして、黒井の首を狙うのは……戦闘が終了して気を抜いた直後だ」


戦闘開始までの時間が短かった。


という事は、戦闘時間もそんなに長くはないと言う事だ。


今から向かって、南軍の中心部に向かえば、良い時間になるかもしれないな。


ここから中央部を抜け、南軍に入るまでは皆と行動を共にする。


色んな軍の、それもこんなに強い人達が集まる事が今までにあっただろうか。


なんだか……緊張するな。


皆、ソファから立ち上がり、店の外へと出て行くのを見て、俺も立ち上がった。


自分が在籍している軍と、全面戦争を起こすなんて、この街に来た時は考えもしなかったけど。


あの日、新崎さんに出会って、最初に目にした星5レアの戦い。


それが黒井だったなんて、運命じみた物を感じるな。
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