殺戮都市~バベル~
ポーンで埋め尽くされた地面。


その上を、掴まれる前に、噛み付かれる前に踏み付けて飛ぶ。


足元のポーン達に日本刀を振り、殺しながら西軍へと向かった。


時折ナイトに当たるけれど、それを倒してその上に乗り、ひと休みしながら。


「指定した時間にはまだまだ早いからな……こりゃあ、雪子さん達は寝てるかもしれないぞ……」


化け物達の数が膨れ上がっているとは言え、それでもまだ中央部だけで収まっているから、街の中にいれば気付かないのかな。


そんな事を考えながら、ポーンの頭の上を飛んで移動した俺は、西軍へと入る。








あれ?


誰かが戦っている?


……こんな状況で一人で戦うなんて、あいつしかいないよな。


「沼沢……こんな数の化け物がいるんだから、仲間に知らせろよ!」


自分だけで何とかしようとするのは沼沢らしいけど、一人じゃ無理だろ。


急いで、ポーンと戦っているその人物の所へと向かう。


すると……。











「オラオラ!俺に勝てると思ってんのか!このお祭り男、服部一郎様によぅ!」












フットマンズ・フレイルを振り回して、名乗りを上げたのは……服部だった。
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