殺戮都市~バベル~
この声は……もしかして!


ポーンに日本刀を振るうと同時に、身体を回転させて背後を確認すると、そこにいたのは……。









「服部め……今の見張りはあいつのはずだろうが」









沼沢が、鎖分銅をジャラジャラと引きずって、こちらに向かって歩いていたのだ。


「服部は雪子さんに連絡しに行きました!沼沢さん、それまでは俺達で何とかしましょう!」


そう言っている間にも、ポーンが俺を食おうと掴み掛かる!


腕を切り落とし、その首を刎ね飛ばして、他のポーン達から距離を取った。


沼沢が来てくれれば、この数が相手でもどうにかなるかもしれない。


でも、沼沢の口から飛び出したのは意外な答え。






「ふざけるな。誰がお前と共闘するか」






まだ奈央さんの事を根に持ってるのかよ!


今はそれをどうこう言ってる場合じゃないだろうが!


「西軍以外の全ての軍が戦ってる!今は私情を持ち出している場合じゃないだろ!戦わないとポーンが増えるんだよっ!」


「それが人に物を頼む態度かよ!相変わらず気にくわない野郎だぜ!俺は俺で勝手にやる、お前に協力はしない!」
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