殺戮都市~バベル~
「多分……ここだったりしない?」
そこには、塔の外側に続く通路が。
街に出る通路かと思ったから、意識していなかったけど……それとは違うみたいで、奥の方に格子のような物が見える。
そして、そこから例の音が聞こえていたのだ。
「なるほどね。じゃあ、ここで皆が来るのを待ちましょ。少しでも人数が多い方が良いもの。外の状況を見る限りでは、あまり期待出来そうにないけれど」
そう言って、狩野は壁にもたれ掛かり、フウッと溜め息を吐いた。
沼沢はチッと舌打ちをしたけれど、一人でこの先に行くのは不安なのか、その通路の壁にもたれて腕を組んだ。
「南軍は三戸ちゃんかぁ。どう?ここに来そうな人はいる?」
「えっ?南軍ですか……まあ、強い人はそれなりにいるんですけど、余裕なんてないんじゃないですかね……」
吹雪さんにそう答えて、俺は首を傾げた。
もしもここに来れたとして、菅か月森か大友といったところかな?
おっさんや三笠では、この先を考えると危険かもしれない。
「なるほどね。どこも人手が足りないのは同じかぁ。自軍の人達を見捨てるわけにはいかないからね。そこが辛いところだよ、うん」
そこには、塔の外側に続く通路が。
街に出る通路かと思ったから、意識していなかったけど……それとは違うみたいで、奥の方に格子のような物が見える。
そして、そこから例の音が聞こえていたのだ。
「なるほどね。じゃあ、ここで皆が来るのを待ちましょ。少しでも人数が多い方が良いもの。外の状況を見る限りでは、あまり期待出来そうにないけれど」
そう言って、狩野は壁にもたれ掛かり、フウッと溜め息を吐いた。
沼沢はチッと舌打ちをしたけれど、一人でこの先に行くのは不安なのか、その通路の壁にもたれて腕を組んだ。
「南軍は三戸ちゃんかぁ。どう?ここに来そうな人はいる?」
「えっ?南軍ですか……まあ、強い人はそれなりにいるんですけど、余裕なんてないんじゃないですかね……」
吹雪さんにそう答えて、俺は首を傾げた。
もしもここに来れたとして、菅か月森か大友といったところかな?
おっさんや三笠では、この先を考えると危険かもしれない。
「なるほどね。どこも人手が足りないのは同じかぁ。自軍の人達を見捨てるわけにはいかないからね。そこが辛いところだよ、うん」