殺戮都市~バベル~
慌てて飛び上がり、その攻撃を回避する事は出来たが……空中にいる名鳥に、ビショップが口を開けて液体を噴射した!


それを回避しようと槍を振ったものの……避け切れずに、左腕に液体が掛かる。


着地と同時に名鳥が左腕を見ると……液体が掛かった場所が、ドロリと溶けて階段の上に落ちたのだ。


「ぐうっ!!なんだこりゃ!腕が溶けて……」


しかも、それが掛かった部分だけではない。


ジワジワと身体を蝕むように、範囲が拡大し始めていた。


ビショップの毒……そんな言葉が頭に浮かんで、名鳥に駆け寄ろうとしたけど……。


それよりも早く、吹雪さんのチャクラムが名鳥の腕を捉え、左肩から先を切り離したのだ。


「危ない危ない!早く回復しちゃいなよ!」


「いってぇぇぇぇぇっ!!で、でも助かったぜ……皆、気を付けろよ!少しでも食らったら、身体を全部溶かされちまうぞ!」


PBMを取り出して、瞬間回復をしようとする名鳥に、再びビショップが口を開ける。


毒液が……名鳥に浴びせられると思った次の瞬間!











「蛇の分際で!調子に乗るんじゃあない!」








恵梨香さんが階上から飛び下りて、ビショップの頭部に着地すると同時に、トンファーを振り下ろしたのだ。


そしてそれだけじゃない。


下からは大友の矢が、ビショップの下顎に直撃し、上下からの挟み撃ちとなった。
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