殺戮都市~バベル~
名鳥ほどではないけれど、俺達も勢いを付けての攻撃。


それが、ビショップの頭部に突き立てられる!


ズブッと、ウロコを貫き、刀身の半分くらいまで刺さった瞬間……ビショップが仰け反り、再び激しく暴れ出した。


「うおっ!これでまだ死んでねぇのかよっ!!」


暴れるビショップに振り払われ、俺達はバラバラの場所に飛ばされた。


俺はビショップよりも高い場所に、名鳥と狩野は、それよりも低い場所にと。


壁に叩き付けられ、全身の骨が砕けそうなほどの衝撃が身体に走る。


階段の上に落ち、血を吐きながら、俺はPBMを取り出した。


沙慈が、こいつに殴られただけで肉塊になったんだ……この程度で済んでいるなら、幸運と思わなければ。


ソウルは、それほど多くはない。


それでも、今、回復しないと身動きが取れないと、瞬間回復を行う。


「げほっ!ハァ……ハァ……」


皆は無事かと、呼吸を整えながら階下を見てみると……。


名鳥も狩野も生きてはいるみたいだ。


そして大友が、再度矢を射ようと大弓を構えているけど……。









その足場……階段の下に、柱から離れたビショップの胴体があったのだ。
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