殺戮都市~バベル~
「それで、作戦は?」


「吹雪さんと沼沢さん、恵梨香さんにビショップの注意を逸らしてもらうわ。出来るだけ私達に目が行かないように」


真正面から懐に飛び込むんだろ?


それはかなり難しいと思うんだけどな。


「で、どうやってウロコと骨を斬るんですか?一気に斬らないと、流石にビショップに気付かれてしまいますよね?」


「そりゃあお前……気合いと根性?何だったら、心臓まで斬ってくれても良いんだぜ?俺が楽になるからよ」


ここに来て、方法が気合いと根性とか……。


でもまあ、その方が名鳥らしいし、変に指示されるよりやりやすい。


それに、ここまで圧倒的な力を持つ敵が相手では、下手な作戦を立てても蹴散らされるし、最後は強引に行くしかない。


「よーし、お前ら、ちょっとばかしこいつの気を引いててくれないか?出来るだけ上の方によ」


「私達のサポートもしてくれるとありがたいわ。出来るかしら?」


今からやる事を話しもせずに、名鳥と狩野が皆に声を掛ける。


「テメェら!いい加減にしろよ!他人の面倒まで見ていられるか!何かするなら勝手にしやがれ!」


やっぱり沼沢に怒られた。


だけど、名鳥も狩野も退くつもりはないようだ。
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