殺戮都市~バベル~
違う意味で、俺は今まさにやられようとしているけど!


「な、何だって俺なんか……あ、やめて、ベルトを外さないで!」


いつの間にかズボンのベルトに手を伸ばして、それを外そうとしている桜良。


「だから、大きな声を出さないで。良いじゃん良いじゃん。もうこのままやっちゃおうよ。減るもんじゃあるまいし」


何を考えてるんだこの人は!


まあ、こんな可愛い子と最後までというのは、かなりおいしい話だけど。


って、そうじゃない!


隣で寝ている恵梨香さんを気にしながら、ベルトを外そうとする桜良を必死に止めた。


「……ふーん。キミ、この人が好きなんだ?でも、こんな調子だと、一回もやってないんでしょ?」


そんな俺を見て、桜良が核心を突く。


好きなんだと言われて、確かに好きではあるんだけど……恵梨香さんをそういう対象として見ちゃいけないと思っていた。


それなのにこの人は、平気でそういう所を攻めてくる。


「ど、どうでも良いでしょ。それよりいつまで乗ってるつもりですか。大声出しますよ」


このまま桜良にペースを掴まれていると、流されて本当に最後までしてしまいそうだった。
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