殺戮都市~バベル~
結局、あんな事があったせいか、俺は眠る事が出来ず、ソファの上で寝転がっているだけ。
それでも、なんとなく身体を休める事は出来たと思う。
恵梨香さんや神谷のように、大怪我をしていたわけじゃないし、これで十分と言えば十分だった。
皆が眠っている間に、二回ほど総力戦があったけど……この店内は静かなもので。
誰も起きる事なく、そしてあれから誰も入って来る事はなかった。
「くあ……頭が痛てぇ。久しぶりに飲み過ぎたか」
戦いの前だと言うのに、二日酔いになったのか、そんな情けない言葉を口にしながら名鳥が目を覚ました。
「結構早くに寝てましたよ?あ、三人ともね」
ソファから起き上がり、カウンターで頭を押さえる名鳥に、俺はそう答えた。
神谷なんて、血塗れのままカウンターに突っ伏しているもんだから、死体があると勘違いしそうになるし、大山田なんてカウンターの内側で床で寝ている。
「あ、そうなの?まあ、良いけどさ。坊主はそんな中、良い事してたみたいじゃない……恵梨香ちゃんと仲良く寝てるなんてさ」
その言葉に、一瞬ドキッとした。
桜良がここにいた事に気付いていたのかと。
だけど、恵梨香さんの名前が出て、なぜか妙に安心した。
それでも、なんとなく身体を休める事は出来たと思う。
恵梨香さんや神谷のように、大怪我をしていたわけじゃないし、これで十分と言えば十分だった。
皆が眠っている間に、二回ほど総力戦があったけど……この店内は静かなもので。
誰も起きる事なく、そしてあれから誰も入って来る事はなかった。
「くあ……頭が痛てぇ。久しぶりに飲み過ぎたか」
戦いの前だと言うのに、二日酔いになったのか、そんな情けない言葉を口にしながら名鳥が目を覚ました。
「結構早くに寝てましたよ?あ、三人ともね」
ソファから起き上がり、カウンターで頭を押さえる名鳥に、俺はそう答えた。
神谷なんて、血塗れのままカウンターに突っ伏しているもんだから、死体があると勘違いしそうになるし、大山田なんてカウンターの内側で床で寝ている。
「あ、そうなの?まあ、良いけどさ。坊主はそんな中、良い事してたみたいじゃない……恵梨香ちゃんと仲良く寝てるなんてさ」
その言葉に、一瞬ドキッとした。
桜良がここにいた事に気付いていたのかと。
だけど、恵梨香さんの名前が出て、なぜか妙に安心した。