狼さんに喰われたい。
ガチャガチャー

扉が開く音がして、目を開けるとドカドカと大神さん、それに羽鳥さんが入ってきた。


「何で??」


「助けに来たんだけど。
どう?惚れちゃった?」


ドラマみたいに扉を蹴破って華々しく登場した訳じゃなかったけれど、私には大神さんがカッコ良く見えた。


「おめぇら何だよ!
邪魔すんなよ!!」


3人が大神さんと羽鳥さんに詰め寄る。


「羽鳥、お願いね。
あ、ちゃんとカメラも破壊しといてね」

そう言って、私に自分の背広を着せて手を掴むと、羽鳥さんを置いて走り出したー
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