狼さんに喰われたい。
「先にお風呂に入っといで。
気持ち悪いでしょ?」

部屋に着くと、昨日と同じようにバスローブとタオルを渡された。


「はい。
アリガトウゴザイマス。」


確かに早く洗いたい。
素直に従った。


「結局、戻って来ちゃった。」

湯船に浸かりながら、色々考えた。


『ミャー?湯加減どう?』

扉の向こうから大神さんの声が聞こえた。


「大丈夫です。」

聞こえるように大きめの声を出した。


『ついでに身体も洗ってあげようかー?』


「結構です!!」


大神さんの笑い声が聞こえた。
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