狼さんに喰われたい。
「またやられた。」

お風呂から上がると、制服が無かった。


そういえばさっき、「身体『も』洗って...」って言ってたな。


もっと早くに気が付けば良かった。


「ミャーもう上がったの?
今、制服洗ってるからね。」


コップを二つ持った大神さんが、片方を私に渡した。


...もう、いいや。

制服のことは怒らないことにした。


「これ、ホットミルクですか?」

一口飲むと、美味しかった。


「うん。
ミャー好きでしょ?」


「それは勝手なイメージですよね。
私、猫じゃないですから。」
< 41 / 98 >

この作品をシェア

pagetop