彼は高嶺のヤンキー様2(元ヤン)
思いかけない形でえられた可児君捜索(そうさく)の許可。
「え!?いいんですか!?」
「仕方ないだろう?」
聞き返す私の目元を指でこすりながら、瑞希お兄ちゃんが笑う。
「凛が覚悟決めてんなら、ケツ持ちとしてフォローしないとな?」
「瑞希お兄ちゃん・・・・!」
理解してくれた瑞希お兄ちゃんに、嬉しくなる。
(やっぱり、瑞希お兄ちゃんは優しい・・・・!)
私の思ってる通りのお方!
(ますます、好きになっちゃった・・・・!!)
〔★凛は惚れ直している★〕
喜ぶ私の気持ちに反応するように、周りからも明るい声が響く。
「よかったわね、凛ちゃん!ホント、凛ちゃんてば、本当に良い子すぎて泣けるわぁ~!」
「お人好し育たんようにせんとな。」
「わははははは!俺様は好きだぜ~こういうバカは!!」
「せや、せや!誠意が通じたのぅ、凛!?」
「うん、ありがとう・・・!」
笑顔で、怒ることなく、私の意見に賛同してくれるみんな。
それでもっと嬉しくなる。
「いやいや、ええ話にまとまったのぉ~うははははは!」
「それがそうだが、グラサン。自然に会話に入ってくるな。」
(それはそうかも・・・・)
獅子島さんの言葉通り、気づけば、普通に馴染んでる『ごじゅうあらしやまと』君。
まぁ悪い奴ではないのだろうと思っていれば、背伸びしながら占い師が立ち上がった。
「さーてと!瑞希の許可もでたし・・・凛たんのために可児を探そうかな?」
「あ、お願いします、烈司さん!」
「うんうん、烈司さんに任せとけ♪」
ペコと頭を下げてお願いすれば、ニコッと笑った後で烈司さんが言った。